遺品整理士の資格の取り方|遺族に寄り添ったやりがいのある仕事をご紹介!

遺品整理士の資格の取り方|遺族に寄り添ったやりがいのある仕事をご紹介!

亡くなった方が残した家財道具等は、個人レベルで片付けようとすれば、大変な量になり、仕事量も膨大となります。大切な人を亡くしたばかりの時に、そのような作業もなかなかはかどらないでしょう。そのような時に遺品整理士が、代わりに亡くなった方が大切に使ってきたものをまとめてくれます。遺品整理士の仕事はどのようなものか、ここで紹介します。

遺品整理士とは

遺品整理士とは、遺品整理に関する知識あるいは技術を用いて遺品整理を行う人を指します。遺品整理とは、亡くなった方の残したさまざまな持ち物や財産の処分を行うことを言うのです。遺品整理士は、一般社団法人・「遺品整理士認定協会」による認定資格を得た者に限ります。

遺品整理士になるまでの流れ

遺品整理士になるまでの流れは以下のようになります。
・一般社団法人・「遺品整理士認定協会」のサイトに入って、講座の申込を行う
・協会から通信教材が送られてくる(教科書・資料・DVDなど)ので、それらを使って自宅で講座を受け学習をする。
・講座が終わると、課題レポートを提出することが求められるので、それをまとめて提出をする
・2か月ほどかかった後、合否の通知が送られてくる
・合格であれば資格の授与がなされるため、その後は遺品整理士として動けるようになる

遺品整理士の仕事内容

遺品整理士の仕事は、「遺品の仕分け」「遺品の処分」「遺品の供養」の3つがあります。亡くなった方が残した大切な遺品を、遺族に託すもの、処分する不用品、供養が必要なものに分けていきます。ただ、それらはみな亡くなった方が、生前に愛着を持って使ってきたものであり、遺族の方の気持ちに寄り添って、丁寧に進めていくべきです。

遺族にとって、遺品はみな亡くなった方を思い起こさせるものであり、不用品とはいえそれを処分する踏ん切りがつかないものです。遺品整理士がそれを丁寧に見ながら不用品を回収していきます。なかには簡単に捨てるわけにはいかないものもあります。写真や人形などです。思いが込められたものについては、それを供養することも遺品整理士が行うことです。中には供養をしたものを引き取ってもらえる施設と提携しているケースが多いので、遺品整理士に任せると安心です。

遺品整理士に向いている人

最も遺品整理士に必要な資質は、遺族の気持ちをたくさん汲み取れることです。無機質に片づけるのではなく、遺族に真摯に向き合いながら、亡くなった方の残した大切なものを供養しつつ、大切に1品1品作業をして行ける人が適しています。ただでさえ大切な人を亡くし、悲しみに暮れる遺族に、安らぎを与えられる人が、遺族の信頼を得られるでしょう。穏やかにかつ冷静に作業を進め、遺族に対しても話の出来る人が向いています。逆に感情的になったり、共感しすぎて自分を見失いやすかったりする人は、影響を受けやすくなるため、向いていないでしょう。

遺品整理士になるメリット

実は遺品整理士の資格は、民間の資格であるため、遺品整理士の資格を所有していなくても、遺品整理の仕事をすることはできます。その網の目をくぐるかのように、悪徳業者が劣悪な作業を行うというケースも見受けられます。たとえば単なるゴミの処分のような感覚で作業を行ったり、遺品を持ち出し勝手に換金をしたりといったことなどです。その中で遺品整理士になることのメリットはいくつかあります。それについて紹介します。

依頼者からの信頼を得やすい

遺品整理士という資格を所持していることで、依頼者は安心をして作業を頼めるでしょう。これは同時に、その仕事を得やすいという点にもつながります。依頼者からすれば、身近な人をなくすという経験自体が稀であり、遺品整理士に仕事を依頼することは数少なく、業者に依頼をすることが不安な場合が多いので、資格を取得していることが大きなアピールになります。

遺品整理士認定協会により、優先して受注ができる

資格を取得できれば、遺品整理士認定協会に登録されます。その後、遺品整理の仕事を、遺品整理士認定協会を通して登録者に優先的に仕事を発注してくれます。協会としてもきちんとした資格を持った人に仕事をしてもらいたいからです。

遺品整理士の将来の展望

日本は超高齢化社会です。今や3人に1人が65歳以上の高齢者であり、人生の晩年期を生きている人が非常に多いのです。そのようなことから、遺品整理の需要も今後増加する傾向にあると考えられます。そのような意味での将来性はあるでしょう。

合わせて取得しておきたい資格

遺品整理の仕事を行う際に、遺品整理に関わる作業があります。それをスムーズに行うためにあったほうが良い資格があるのです。次にその資格について紹介します。

一般廃棄物収集運搬許可証

遺品整理を行う際に、家庭から大量の日用品などを回収・処分する必要が出てきます。それらを運搬し、処分を行うために必要なのが「一般廃棄物収集運搬許可証」です。

古物商許可証

回収したものの中には古くて価値のあるものが含まれる場合もあります。それを扱う上で「古物商許可証」が必要となる場合があります。

まとめ

遺品整理士は、亡くなった方が残された遺品を、遺族の方の思いを共感しながら扱っていく、とても重要な仕事です。遺族の方に亡くなった方の思いや思い出のものを通してそれを託していく、とてもやりがいのある仕事でしょう。これには遺品整理士の資格を得られれば始められる仕事です。興味がある方はその仕事内容などをご覧になられてはいかがでしょうか。

「リユースサービス」では、そのような遺品整理士が活躍できる、遺品整理の作業も手がける業者です。遺品整理士の仕事や資格などについて疑問がありましたら是非お気軽にお問い合わせください。誠意をもってお応えをいたします。

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