新しい生活のために、引っ越しをする方もいるでしょう。しかし初めてやる場合、手続きや費用計算が面倒で、ストレスになるかもしれません。引っ越し費用に関しては、想定外のコストが加わることで、予算オーバーになる可能性があります。出費が多すぎると生活にも影響が及ぶため、何としても避けたいものです。引っ越し費用を抑える方法を知っておけば、想定外の出費への対処や、予算内に収めながらの準備が可能です。今回は初めて引っ越しをする方のために、コストを抑える方法を紹介します。
引っ越し費用を抑えるには事前準備が大切
引っ越し費用を抑えるには、事前準備を工夫してください。まずは予算計画を立てましょう。不要なものを処分すれば、新居に持ち込むものが少なくなるだけでなく、コスト削減につながります。引っ越し時期の調整だけでも、費用を少なくできるかもしれません。事前準備のポイントについて、以下で3つを紹介します。
予算計画を立てる
無駄なコストをかけないで引っ越しを済ませるには、予算計画が大切です。それには費用の相場を調べておきましょう。業者だけでなく、地域によっても相場が異なりますし、単身か家族かによっても、コストが変わってきます。
引っ越しの予算を決めるうえで、業者からの見積もりが大切です。費用の総額だけでなく、内訳も見ておきましょう。梱包資材代や移動距離、電化製品の取り外しや取りつけ代など、さまざまなことが考えられます。これをもとに予算を決め、準備や移動に関する計画をまとめてください。業者利用でかかるコスト以外にも物件、家具の買い替え、前に住んでいた場所の退去費用なども考慮しましょう。引っ越しに関わる費用をひととおり把握したうえで、予算を決めてから、準備に入ってください。
不要なものはなるべく処分する
引っ越し費用を抑えるには、不要なものをなるべく処分してください。荷物が少ないほど、コストを安くできるからです。逆に引っ越し先へ持ち込むものが多いと、梱包資材も増えて作業に時間がかかり、それに合わせて費用も高くなる点に気をつけましょう。
以上から不用品処分は、効率的な引っ越しに欠かせません。さらに買い取りサービスを利用すれば、売却額を引っ越し費用に充てられます。捨てるものによっては、まだ使えそうなものもあるので、それらを業者に買い取ってもらえば、不用品の処分だけでなく収入を得られます。引っ越し費用を抑えるには余分なものを処分することが大切です。さらに買い取りの利用で、出費の一部をカバーできます。
引っ越し時期を調整する
引っ越し時期の調整によって、予算を抑えられる可能性があります。日本では4月に新年度を迎えるため、その前の3月に引っ越しを済ませる人もいますが、実際は、3月だと引っ越し費用がかさむリスクがあります。3月～4月は業者にとっての繁忙期で、それに合わせて高い料金設定になるかもしれません。
少しでも費用を抑えるなら、春以外の季節に引っ越しましょう。とくに10月～12月なら、予算を安くまとめられるでしょう。その時期は、引っ越しの需要が比較的少ないとされます。引っ越しの予算を安くとどめるなら、春は避け、10月～12月あたりに行うことで、費用を安くできる可能性があります。
引っ越し費用を抑えるには作業方法を考えよう
引っ越し費用を抑えるには、作業方法に対する考慮も重要です。梱包資材の調達の工夫や、追加サービスの厳選によって、無駄な費用を払わずに済むでしょう。引っ越し作業のときにコストを抑える方法について、2つを紹介します。
梱包資材の調達方法次第でコストを抑えられる
引っ越し費用は、梱包資材次第で抑えられます。梱包には段ボールが必要ですが、調達方法次第でコストを節約できます。ほかにも段ボールを留めるガムテープや、割れ物や瀬戸物などの破損対策としての緩衝材も、入手方法次第で安くできるでしょう。
業者に注文するよりも、自分で資材を準備することで出費を減らせます。たとえば、通販サイトやコンビニエンスストアなどで、段ボールを安く手に入れられるかもしれません。段ボールやガムテープ、緩衝材などによるセット商品を買えば、安くて効率的に準備できます。梱包資材について、少しでも安く売っている場所を調べ、そこを利用してみましょう。梱包資材の調達方法を工夫すればコスト削減につながります。
追加サービスを利用しすぎないこと
引っ越し業者にはさまざまな追加サービスがありますが、予算オーバーを避けるなら利用しすぎないようにしましょう。サービスを多く使いすぎると、そのぶんお金がかかるからです。見積もり金額をもとに予算を決めたら、なるべくそこをオーバーしないでください。追加サービスは便利ですが、費用を許容範囲にとどめるなら数を絞りましょう。
追加サービスは業者によって違いますが、段ボールの無料引き取りや回収、家電設置、家具移動などがあります。しかしサービスである以上、どれも有料です。たとえば家電や家具の移動に関するものは、自力でやると負担が大きいので、作業員にまかせる方がよいでしょう。一方で注文しなくてもあまり影響のないサービスなら、予算節約のために選ばないことも大切です。引っ越し費用をかけすぎないためには、追加サービスの厳選が欠かせません。
まとめ
引っ越し費用を抑えるには、さまざまな工夫が大切です。予算計画を立てるだけでなく不用品の買い取り、引っ越し時期の調整、梱包資材を安く調達することなどを考えてください。このような取り組みで、出費を抑えながら引っ越しを済ませられます。
「リユースサービス」では引っ越しのサポートを扱っております。新居にいらないものに関しては、買い取りサービスで対応するのも特徴です。それによって得た収入は、引っ越し費用に充てられます。引っ越しおよび不用品の買い取りについては、「リユースサービス」までご相談ください。
