引っ越しの「初期費用」とは?かかる費用や初期費用を抑えるコツを解説!

引っ越しの「初期費用」とは?かかる費用や初期費用を抑えるコツを解説!

引っ越しを考えている人にとって、新生活のワクワク・ドキドキと同じくらいに、どれだけ費用が掛かるのかもドキドキしてしまうものではないでしょうか。引っ越しするに当たってどんな費用が掛かるか考えた時、真っ先に思い浮かぶのは「引っ越し費用」や「新しく借りる部屋の家賃」、「新しい家具・家電の費用」でしょうか。ところが実際は、「初期費用」としてさまざまな費用が必要になるのです。そこで今回は、引っ越しの初期費用について解説します。

引っ越しの「初期費用」とは?

引っ越しの際にかかる「初期費用」とは、次のようなものが挙げられます。

敷金

「保証金(担保金)」として大家に前もって支払うのが「敷金」です。万が一、家賃を滞納した際や退去時に修繕が必要になった際などに、支払っておいた敷金から支払われます。そして、退去時には支払った額を差し引いた残金が返還されるものです。敷金は一般的に「家賃〇か月分」と設定されています。全国平均は「1.27か月分」となっています。

礼金

古くからの習慣で支払うもので、大家に対する感謝の気持ちとして支払う謝礼金のようなものが「礼金」です。敷金とは違って、礼金は戻ってくることはありません。礼金も一般的に「家賃の〇か月分」と設定されます。全国平均は、「0.98か月分」です。ただ関西圏は平均「1.13か月分」と高額で、地域差があるのが礼金だと言えます。

前家賃

入居する月の家賃は、前払いで支払うので初期費用に含まれます。たとえば3月に契約して4月から住み始める場合、あらかじめ4月分の家賃を支払うのです。月の途中から入居する場合は、その月の家賃は日割りで支払います。

仲介手数料

仲介業者を通して物件を紹介してもらい契約に至った場合、仲介業者に支払う手数料が「仲介手数料」です。多くの場合、仲介業者は不動産会社になります。この仲介手数料は、国土交通省によって「家賃のおよそ1か月分まで」と定められていて、およそ家賃の0.5か月分から1か月分が相場となっています。

火災保険料

賃貸物件の場合、水回りのトラブルや火災などに備えて入居時に加入を求められます。シングル向けの物件かファミリー向けの物件かなどで、保険料は変動するものです。2年分を支払い、2年後の更新時には保険も更新していきます。

その他

連帯保証人がいない場合、「賃貸保証料」を支払って保証会社と契約する必要があります。「鍵の交換費用」や「消毒料」などが発生する場合もあります。さらに、現在の住宅の家財を運び込む「引っ越し費用」や、新しい家電や家具を購入する費用も必要になるでしょう。

引っ越しの初期費用を抑えるコツは?

ここからは、引っ越しの初期費用を抑えるコツを紹介していきます。初期費用を抑えたいと考えている人は、ぜひ試してみましょう。

敷金・礼金無しの物件を選ぶ

近年、敷金も礼金も無い「ゼロゼロ物件」が人気を集めています。敷金はそもそも預り金であり退去時には返還されるものなので、入居前に支払ったとしても大家の収入にはなりません。その敷金を請求することで敬遠されて入居者が居ないまま物件を放置しているよりは、敷金をゼロにしてでも入居してもらいたいと考える大家が敷金ゼロに踏み切っているのです。

礼金についても同様に、入居者が決まらないよりは礼金をゼロにして入居者を決めたいと考える大家が敷金ゼロに踏み切っています。ただし、ゼロゼロ物件の中には、敷金・礼金を請求しない代わりに家賃に上乗せしていることもあり、相場の家賃より高いこともあるので気を付けましょう。

フリーレント物件を選ぶ

入居後の一定期間の家賃を免除してもらえる物件を「フリーレント物件」と言います。1~2か月分のことが多いものの、3か月以上免除される物件も中にはあります。ただしフリーレント物件は、家賃の免除が受けられる代わりに一定の期間以上入居し続けなければいけないという契約に合意しなくてはなりません。

仲介手数料を交渉する

仲介手数料は上限が定められているものの、下限は決められていません。そこで仲介業者と交渉して、仲介手数料の減額をお願いしてみるのも1つの手です。

お得な引っ越しプランを選ぶ

引っ越し業者は、さまざまなプランを用意しています。それほど家財が多くないなら単身者向けのプランを利用した方が安く済みます。そして単身者向けプランで入りきらなかった分は宅配便で送ったり、自分で運んだりしましょう。引っ越しまで時間があるなら、早めに予約すれば早期予約割引が受けられる場合もあります。

短期の滞在なら家具・家電付き物件を選ぶ

主に単身者向け物件で、家具や家電が備わっている物件があります。家具や家電をそろえる必要がないので、その分の費用を浮かせられます。ただし、その分毎月の家賃に上乗せされているので、長期間住むのには向いていません。数か月などの短期間だけ住む分にはお得でしょう。

賃貸契約の閑散期を狙う

賃貸物件が大きく動く繁忙期は、1~3月と9~10月です。閑散期である6~8月に物件を探せば、値引き交渉に応じてもらえる可能性が高まります。客が少ない時期なので、じっくり相談に乗ってもらえるメリットもあります。

引っ越しの閑散期を狙う

7~8月と11月~1月は、引っ越し業者の閑散期だと言われています。繁忙期は高額になる引っ越し費用も、閑散期には割安になっているのでねらい目です。

まとめ

引っ越しには、「初期費用」としてさまざまな費用が掛かります。中には工夫次第で価格を抑えられるものもあるので、できるものを実践してみるのがおすすめです。

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